昭和の雰囲気が漂う、静か過ぎる町中華のお店
〇龍泉
りゅうせん
愛知県知多郡阿久比町大字植大字大松本
34.91745276454854 136.92185141154414
何年も前から気になっていたものの、なかなか入る機会がなかったお店に、ようやく足を運びました。まず印象的だったのは、静かで余計な音が一切ないことでした。
客は2組ほどいましたが、テレビも音楽も話し声もなく、聞こえるのはアルバイトのお兄さんの控えめな「いらっしゃいませ」の声だけでした。
厨房からは店主と奥様らしき方が見えましたが、こちらを見る様子もありません。店の雰囲気は、見事に昭和の、私たちが学生時代に訪れていたようなお店の雰囲気で、懐かしさを覚えました。
歴史を感じる古さはありますが、食欲をなくすような不潔さはありません。地元に根付いた中華料理店といった感じです。

このようなお店に来ると、いつもなら炒飯と豚骨ラーメンを頼むのですが、豚骨ラーメンがなかったので、二人で酸辣湯麺¥800と炒飯¥700をそれぞれ注文しました。
炒飯はさっぱりとしてパラパラで、焼き飯に近い感覚でした。酸辣湯麺もさっぱりとした味わいで、細めの縮れ麺が使われていました。どちらも美味しくいただけましたが、酸辣湯麺にはもう少し野菜が欲しかったかもしれません。
量的にも価格的にも満足できました。ただ、お店の雰囲気がもう少し明るく、活気があれば、もっと人気店になるだろうなと感じました。ちなみに、会計の時も店主はすぐそこにいたのに、こちらを見てくれることも挨拶もありませんでした。
最初から常連客なんていないはずですが、常連客には挨拶をするのでしょうか。
本記事は、個人の経験に基づいた感想で、専門的な知識に基づくものではありません。