偶然見つけた宿場町、柏原宿でほっこり食事
〇喫茶 柏
きっさ かしわ
中山道柏原宿
なかせんどうかしわばらしゅく
滋賀県山東町
清滝山へ向かう途中、偶然見つけた趣のある町並み。ここはかつて京と江戸を結んだ大動脈、中山道の宿場町のひとつ《柏原宿》でした。東海道と並ぶ幹線道路だった中山道は、全69宿、約534kmの長旅。その中でも琵琶湖沿いの近江路は、比較的穏やかで歩きやすいルートだったそうです。偶然の発見でしたが、なんと宿場紀行ラリーブックにも載っていました。
さて、私たちの第一目的は「食事」でしたが、食事ができるお店はたった一軒。柏原歴史館に隣接する喫茶《柏》しかなく、選択の余地なく入店。ところが、これが大正解!お店の雰囲気も素敵で、働く方々の対応も温かく、さらには宿場についていろいろ教えてくれたおじさんまでいて、思わぬ歴史散策に。
そして何より驚いたのが、うどんの美味しさとコスパの良さ!ボリュームたっぷりのうどんが、なんと500円。大食漢の私でもしっかり満足できる量でした。偶然の出会いに感謝しつつ、ほっこりした気持ちで店を後にしました。


本記事は、個人の経験に基づいた感想で、専門的な知識に基づくものではありません。